作品・お知らせ

【卒業生】Sep.23.2019 UP

志柿 聖

熊本にいながら国内屈指のプロダクションの

講義が受けられることに驚き

 

大学時代から映像制作サークルに所属し、制作活動をしていました。

卒業後も遊び感覚で制作を続けていましたが、日々物足りなさを感じていたところ、クリエイター塾のチラシを見つけました。「株式会社ロボット」の第一線で活躍される方々の講義を受けることができるという内容に、驚きと魅力を感じたことを覚えています。

 

実際の授業では、企画の考え方や演出の方法など、映像制作以外にも活用できる学びが多くありました。それらを実践するプログラムも用意されており、ただ学ぶだけではない内容が、合志クリエイター塾ならではだと今でも感じています。

 

 

「人の心を動かすものを作ってみたい」

と考えるようになりました

 

講義の中で「”面白さ”や”感動”とは何か」を考えるきっかけをいただきました。塾への参加前は大きな夢もなくまるで宙に放るような日々でしたが、たとえ小規模な作品やイベントでも、人の心に届けるように努力したいという気持ちが生まれました。

 

塾卒業後、演劇やイベントのPR映像や記録撮影などのお話しをいただけることが増え、外部の方々と関わって制作するようになりました。

 

昨年は、合志市およびJAきくち様からのご依頼で、広島マツダスタジアムで放映するPR映像を制作させてもらいました。実際に農家さんを訪れ、農産物を食べ、感じた魅力をどのように伝えるかを考える。クリエイター塾での学びが活きていたと感じました。

 

気付けば、「いつかCMを作ってみたい」という学生時代の憧れが実現していました。制作した映像は今年も使っていただいたと聞いており、それが何よりの評価で嬉しく思っています。

 

「知識をつける」ではなく

「できるように人を育てる」場所

 

講師を招いて一方向に教えていただくセミナーは多く見られますが、学びを実際にどう活かすか分からないまま終わってしまうこともあるかと思います。合志クリエイター塾は「市民クリエイターを育てる」というテーマの通り、地域で活動できるようになる実践的な塾だと感じています。

 

実際私の場合、卒業後は熊本で活躍されるアーティストの方々と関わる機会が増えました。その出会いから新たなジャンルへ目を向けることもできました。アート活動に興味が芽生え、まだまだ勉強中ですが、自分の視点(映像)でその魅力を伝えたいと思っています。

 

今の課題は、仕事の傍らで制作活動を行っているため、スキルアップの時間をどう増やすかです。制作のご依頼は出来る限りお引き受けしながら、今後もご縁を大事にし、少しずつ前進していきたいと思っています。

 

 

 

2015年-2016年クリエイター塾1.2期卒業生

志柿 聖さん

 

普段は医療関係でお仕事をされながら、クリエイターとして舞台や演劇などの映像を制作、PR活動もされています。