作品・お知らせ

【生徒作品, 講義レポート】Nov.4.2019 UP

2019授業:映像発表→プロの撮影現場体験

クリエイター塾10月の授業は、

「作品発表」「プロの撮影現場体験」、そして「個別面談」でした。

 

前回の授業から約1か月半。

「やきとり みよし」紹介映像の撮影と編集をチームで取り組み、まずはそれを発表。

自分たちで考え、形にした作品の発表というだけあって、会場に入る塾生の表情はやや緊張気味。

チームリーダーが企画の説明を行い作品を上映、講師がその場でレビューをしていきます。

 

実際の作品はこちら。

題材は全チーム「やきとり みよし」ですが、全く内容がかぶらない作品になっており、感心の拍手あり、笑いありの発表となりました。

講師陣からも「想いを形に出来ていてすばらしい」「印象に残る」「おもしろい」といった評価が続きました。

一方でプロの目線からのアドバイスもありました。
「本当に美味しさが伝わる構図で撮れていたのか?」「映像を見終わった時にお店が魅力的に映るストーリー・カットの順番・キャッチコピーになっていたのか?」など、伝わる映像づくりにつながる具体的なアドバイスがなされました。

 

 

今回、クリエイター塾始まって初のグループワーク。

チームで制作することの楽しさや難しさもあったようです。

ですが、塾スタートから2か月で1つの作品ができた事は、自信や後半の個人課題の参考にもなったと思います。みなさんお疲れ様でした!

 
 

続いて、演出家 清水さん、カメラマン 佐々木雅史さんによる「プロの撮影現場体験」。

やきとり みよしをプロが撮ったらどんな映像作品になるのか、プロが扱う機材や撮影の進め方、現場の空気感も含めて、普通では体験することの難しい合志クリエイター塾ならではの授業です。

 

 

演出家 清水さんの企画・演出イメージに沿って進む現場。決して淡々とではなく1つのカットにOKが出るまで、何度も繰り返し細かく指示を出しながら調整が続きます。

 

CMで目にする生ビールの美味しそうな映像も数ミリ単位の高さや角度の調整と、七つ道具を使って、モニターには本当に美味しそうなビールが映し出されていました。

 

 

緊張感のある撮影の一方で、今回は、地元の方にもご協力いただいていて、子供たちの無邪気な元気さやお酒が入ったご機嫌な大人たちの魅力を引き出すように清水さん佐々木さんが演者さんに声をかけながらリラックスできる雰囲気作りもされていました。

 

 

塾生のみなさんはプロの仕事やモニタを間近で真剣に見つめながら、時にはお料理を運んだりテーブルを動かしたり代役をするなどテキパキと動く姿も見られました。

 

また、演出家 清水さんから1シーンごとにOKが出るたび「お~っ」の声が上がり拍手が繰り返される温かい撮影現場の体験となりました。

 

クリエイター塾の塾生のみなさんには、すでにカメラや映像の制作を趣味やお仕事にされているかたもいますが、経験がなく映像制作に興味があって集まった生徒さんがたくさんいらっしゃいます。

今回の撮影現場体験は、カメラだけでなく演出家やその周りのスタッフの方たちの動きからも多くの学びがあったと思います。

今後、映像作品に携わる機会があった際はきっと今回の体験が活きてくるのではないでしょうか。そして、そのまま恒例の懇親会が行われ、みなさんやきとりみよしで美味しいお料理を堪能されていました。

 

 

翌日の授業は、熊本市内のコ・ワーキングスペース未来会議室で個人面談。

授業の中でわからない事やクリエイターとしての相談、カメラや編集についてなど一人45分間講師とじっくりとお話できる時間でした。これもなかなか無い機会なので生徒のみなさんにとって良い時間だったと思います。

あと2ヶ月、みなさん頑張りましょう♪