作品・お知らせ

【生徒作品, 講師作品, 講義レポート】Dec.26.2019 UP

2019授業:著作権の講義と、作品発表

12/21(土)合志市クリエイター塾の授業が行われました!9月から始まった授業も、季節が変わりあっという間に今期最後の授業となります。

授業の前半は、ROBOT法務担当 中上川 康二さんを講師にお招きし、「クリエイターは知っておきたい著作権」について講義していただきます。

 

 

今期の授業でも、グループや個人でカメラを回して、作品を作る機会が何度もありました。
実は故意ではなかったとしても、映りこみなどで後々トラブルになる事があるそうです。

また、制作するうえで、法律ではOKでも炎上しちゃうこともあるネット時代。

制作者である自分にある権利や、根拠の無い批判から身を守る為に知っておくべき権利、配慮すべき肖像権についてもについても学びます。

ROBOTプロデューサー陣から実際にあった失敗談や、すでに世に出ている映画や広告などのトラブルを時事ネタも交えながら、教えていただきました。中上川さん、みなさん、ありがとうございました!

 

 

続いて、塾生のみなさんが個人で制作した作品発表です。今年はテーマも自由とあって、逆に難しい部分もあったかと思いますが、1ヶ月程の短期間で19もの作品が生まれました!

制作者より企画について説明をしていただいた後、作品を上映。
講師 清水さんよりコメントをいただきました。

「今回、レビュー厳しめです」との前置きもあり、やや緊張のみなさん。ご自身のお仕事にちなんだ作品や、実際に取り組まれている制作物や発信したい事のPRなど、それぞれ全く異なる趣向の作品が揃いました。

 

 

 

一部をご紹介します。

 

岳さん
大学生の岳さんは、ご自身が所属されているゼミの作品展のPRを目指した、作品を制作。
音楽がオモシロイし、知りたいと思う。ただカッコよさでいくなら「圧倒的」なものを目指して欲しい。という総評でした。

 

小楠さん
鹿児島県より参加されていて、鹿児島県長島町にある小さな食堂をPRする動画を制作されました。
長島の漁港の風景や働く人、美味しそうな料理を囲んで食堂に集まる人たちの笑顔を集めた映像で、使用された音楽はラップ。
途中の絵が本当にこれで良いのか再考の余地はあるが、「音楽って本当に大切だとわかる(音楽すばらしい)」「この食堂に行ってみたくなった」と小楠さんの長島愛と、食堂への思いが伝わる映像になっているという総評でした。

 

坂田さん
普段、カメラマンとしてお仕事されている坂田さん。
今回はモノクロのスチール写真をつなげて動画を制作されました。「書家」のパフォーマンスを静止画だけで躍動感たっぷりにまとめられていて、とてもカッコいい作品でした。間に動画を挟むとさらに勢いが伝わるとの評価で、ぜひ次回は挑戦して欲しいですね。

 

大倉さん
普段アーティストでありお母さんである大倉さんは、ご自身の楽曲「Littele Superman」にのせて、お子さんとの何気ない日常をスマホだけで撮影、編集されました。
日記のように心温まる映像の中に大倉さんのセンスがキラキラ光っていて清水さんからは「泣くかと思った」という称賛の言葉も。スマホだけでこんな作品ができるなんて本当に感動しました。

 

 

普段から映像に携わっている人も、初めて作ったという人も、授業の中で学んだ企画と演出に沿って考え制作し、発表する、レビューをもらうという経験は今後の作品づくりに大きく役立つ事と思います。

 

 

 

 

そして最後は講師からも作品の発表。
2019年の前半に、塾生のみなさんがグループワークで映像を作った「焼き鳥みよし(合志市にある焼き鳥屋)」をモチーフに、講師陣もCMを作り発表しました。

 
塾生のみなさん、短い期間での制作、本当におつかれさまでした!

夜は恒例の懇親会が深夜まで続き、最後は名残惜しく握手を交わす光景も・・・(淋)
今後も卒業生同士つながりあって楽しいクリエイティブな日々を送ってもらえたらと思います!

 

4ヶ月間、ありがとうございました♪
またお会いしましょう~