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【講義レポート】Sep.8.2022 UP

TikTokに挑戦!

2回目・3回目の授業レポートです!
今回は全員ZOOMを繋いでのオンライン参加でした。
平日にも関わらず、両日120名ほどの参加者がいらっしゃり、塾生の皆さんの熱を感じましたね!
塾生のみなさんから質問もたくさんいただき、とても深いお話が聞けたと思います。
ありがとうございました!

2回目の授業で映像をアップするまでの流れを掲げる柳井さん

この2回はTikTokについての授業でした。

9月1日の授業では、ゲストに
飯塚 諒さん(TikTok Japan Operation Team)
しんのすけさん(TikTokクリエイター)
をお招きしました。

飯塚さんからは、「TikTok」という動画アプリの概要について教えていただきました。
以前のTikTokは高校生が音楽に合わせて踊っている、動くプリクラ的なものが多かったのですが、
最近は「フィットネス」「音楽」「ペット」「料理」など様々なコンテンツが増えているそうです。
コンテンツが増えたこともTikTokを見ている人が増えてる要因のひとつのようでした。

確かに数年前は「10代の若い子が使っているアプリ」という印象が強かったのですが、近年は20代〜30代も見ている印象がありますよね。

お話を聞くうちに、
TikTokの良いところは「自分の興味の幅を広げられる」という点にありそうだなと思いました。

YouTubeやInstagram、Twitterなどは「自分の興味」だけでフォローする人を選び、
それだけをタイムラインで見ることになりますが、TikTokは少し違います。

「興味があるかどうかふんわりしてる」映像がどんどんタイムラインに流れ、
おもしろそうなら最後まで見る、興味がなければ簡単にスワイプして次の映像を見られるのです!

アプリを開くたびに新しい映像との出会いがある、ということは逆に考えると
「自分の作った映像が知らない誰かに届く機会が増える」ということです。

そう考えるとTikTokはめちゃくちゃ夢がありますよね!!

しんのすけさんは映画のレビューを投稿しているTikTokクリエイターです。
TikTokを始めたきっかけは、専門学校の講師をしていた際に、学生に出した「新しいことをやってみる」という課題。
自分でもその課題をやってみるか、という軽い気持ちで始めたのがTikTokだったそうです。

しかし、最初の投稿は全く伸びずに、試行錯誤すること3週間。
映画のレビューをするというスタイルを見つけたしんのすけさん。

いや、3週間で見つけられる!?と思ったのですが、自分を見つめ直して「映画が好き!」というところから今のスタイルを作ったという話には「なるほどなー」と思いました。

「好きで続けられる」ということがTikTokをやる上で大切なことなのかもしれません。

しんのすけさんの映像から読み解くバズる動画

清水さんがしんのすけさんの映像を見て、疑問をぶつける中で、
しんのすけさんの映像は「映画館で映画を見たいと思わせるための1段目」という話がとても印象的でした。

バッチリ作り込まれた映画のトレーラー(予告編)だと、満足感が出て映画館に行かなくても良いか、となってしまう場合がありますが、
しんのすけさんの映像は、映画館で映画を見たくなる演出だと感じたそうです。

「TikTok売れ」というTikTokで紹介されたものが売れる現象が起こったのも、
実際に何かをしたくなる演出がTikTokの映像にはあるのかもしれませんね!

しんのすけさんの映像は映画館へ人を導く1段目

9月5日の授業では、3名の方をお招きしました。
ロミーさん(TikTokクリエイター)
JohnsAn / じょんさん(映像クリエイター)
櫻井 大輔さん(大京警備保障代表取締役)

ロミーさんは「キムチの家@佐渡ヶ島」というアカウントを運用しています。
テンポ良くキムチが作られていく映像は見ていて気持ちが良いものです。しかもとても美味しそう!

じょんさんは風景を中心に季節感を感じる映像を多くアップされています。
キャプションにも力を入れているそうで、綴られる言葉と映像で心が洗われますね!

櫻井さんは「DaikyoSecurityCompany/大京警備保障」という自社の企業アカウントを運用しています。
企業だからといって真面目路線ではなく、いかにバズるかを考えて、「部下が社長に冷えピタを投げつける」というスタイルが確立されたそうです。
櫻井さんは元々Web畑の方だったらしく、バズる映像のリサーチ力も高く、発想が豊かなのだなーと納得しました。

授業の中では、
代表作
影響を受けた作品
初めてTikTokにアップした映像
初めてバズった映像
これら4つの映像を元にそれぞれお話をしていただきました。

ロミーさんと櫻井さんは、影響を受けた作品からヒントを得て、自分のアカウントで試した所、バズったので今のスタイルが確立していったそうです。
反対にじょんさんは、特に影響を受けたり参考にしたりしている映像はなく、日常の中にある非日常感を切り取ることだけに意識を向けている、というのも面白いなと思いました。

TikTokという同じプラットフォームでもクリエイターによって捉え方に違いがあり、その違いが個性に繋がるんですね!

みなさん、共通しておっしゃられていたのが、
最初の2秒で惹きつける映像を作る
TikTokはコミュニケーションツール
映像をアップする時間や時期を意識する
ということでした。

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最初の2秒で惹きつける映像を作る
TikTokはおすすめに表示される映像を次々見ていくアプリなので、つまらないと感じたら最初の2秒で飛ばされてしまいます。
なのでそこに情報を一気に集めて、最後まで見てもらう工夫が大切なんですね。
この2秒にそれぞれの個性が出るような気がしました。

TikTokはコミュニケーションツール
いいねはもちろん、いかにコメントをしてもらえる映像を作るかという部分でも工夫をしているそうです。
映像内でツッコミどころを作ったり、ライブ配信をしてリアルタイムでコミュニケーションを取ったり。
これも大事な演出のひとつですよね。

映像をアップする時間や時期を意識する
一番多くの人がTikTokを開いている時間にアップするのはもちろんですが、映像の内容によってはお腹が空いてくる夕方や、秋を感じる夜などにアップするというのも意識しているそうです。

TikTokはスマホで撮った映像を簡単にアップできるツールではありますが、色々意識して作った方がより多くの人に届きそうですね!
どれも映像を見る人がどんな状態で見ているのかまでを意識して作られているのだなー!と思いました。

塾生のみなさんからの質問にも丁寧に答えていただき、とても学びの深い時間になりました。

YouTubeでもTikTokに関する解説動画はたくさんアップされているのですが、そこでは聞けないようなリアルなお話が聞けたと思います!

締めの挨拶では清水さんから、映像と左脳・右脳の関係についてお話がありました。

映像は右脳で受け取る

映像は「右脳で受け止めるもの」で、さらに右脳を「左寄りと右寄り」と分けて、それぞれ受け取る情報が違うのでは?と考えられていて、
その考え方は左脳的だなーととても興味深く感じました。(なんだか複雑ですね笑)

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今後のスケジュール
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9/19(月)までに1本作ってみる
9/20(火)に編集の講義を受ける
10/9(日)までにTikTok映像完成

お題は
(自分が思う)地域の名産
人、商品、イベント、風景などなど、それぞれが思う地域の名産を題材に映像を作ってみましょう!

どんな映像を作ろうかなと迷ったときには、チームのみなさんとディスカッションしてみてくださいね♪
そこから思いがけないアイディアが生まれるかもしれませんよ!

私も「何かTikTokではじめよう!とりあえずどんな映像があるのかリサーチだ!!」と思い立ち、
TikTokを開いたら一瞬で数時間と時が経ち、絶望しました。。。笑
時間を決めてやりましょうね笑

次回は9/20(火)20時〜
全員オンライン授業です!
お楽しみに!!