作品・お知らせ

【講義レポート】Aug.31.2022 UP

8年目のクリエイター塾がスタート!

2022年の合志市クリエイター塾がスタートしました!
約4ヶ月間、楽しく学びある時間にしましょう!
どうぞよろしくお願いします。

今年は
・熊本県合志市
・青森県藤崎町
・青森県六戸町
の2県3市町合同開催です。

そして、コロナ禍という状況ではありますが、オンラインとオフラインの同時開催です!
全国からなんと125人の方々が参加してくださっています!!

昨年は完全オンラインで、同じ場所に集まることが難しかったのですが、
今年はオフラインの機会もあるので、直接顔を見ながら話し合いができます。
より密な時間を過ごせるのではと思います。(3密は避けながら!)

塾長は、ROBOTディレクター清水亮司さん。
司会進行はプロデューサー柳井研さんです。
スタッフは運営管理の相藤さん、オンライン&藤崎町の参加者サポートの平内さん、合志市の参加者サポートの手島さんです。
そして今回、ブログ記事の更新を担当するのはクリエイター塾6期・7期卒業生の志水亜妃です。
よろしくお願いします!
授業の後半は同じく卒業生でカメラマンの高木さんがブログ記事を書いてくださるので、そちらも楽しみにしていてください!
ちなみにこの記事の写真はクリエイター塾の卒業生で現役高校生の池田くんが撮ってくれました!(ありがとう!)

今回、清水さんは東京から、
柳井さんは熊本からZOOMを繋いでの授業となりました。

リングライトを使って配信する真剣な柳井さん
↑リングライトも準備して真剣な柳井さん笑

今年の授業はざっくりというと、
前半:TikTokで見つけてもらう
後半:横型動画で心に残る作品作り

です。

先日行われた初回授業の内容を一部、ご紹介しますね!
2022年クリエイター塾初日の様子

まず初めに柳井さんから塾に参加していただく皆さんにお話がありました。

【クリエイターに仲間は必要です】

活躍しているクリエイターに共通しているのは「仲間がいること」。
今年の塾生の皆さんも相談したり、協力したり、そんな仲間をぜひクリエイター塾で見つけてくださいね。
私も塾に参加したことがきっかけで、相談できたり、一緒に仕事をしたりする仲間に巡り合えました。
一人ではできないことも誰かと一緒だと「できる」に変わったりしますよ。

そして、自己紹介TIME♪

「私的映像クリエイティブ10大トピックス」と題して、清水さんが最近感じてることを話してくださいました。
清水さんもテレビよりYouTubeを見る時間が長くなっているそうで、

・YouTubeなどで「切り取り(切り抜き)」が商売として成立している(月50万〜とも言われる)こと
・電通をやめてYouTuberになった人がいる
・小学生に対する「お父さんにしたい有名人」で、YouTuberはじめしゃちょーが第一位だったこと

清水さんのお父さんの映像

など、トピックスの半分がYouTubeの話題だったのは驚きました笑

そして、柳井さんから塾で何を目指すのか、目的の共有をしていただきました。

【いきなりプロみたいな作品はできない!】
悩みすぎてない?ハードルを上げすぎてない?手を動かしてる?
そんなことを自問自答しながら、いろんな作品を作ることが成功への一歩です。
世の中には完成された映像が沢山あります。
それを見て自分の作ったものと比べてしまいがちですが、
とりあえず手を動かして作品を沢山作っていくということが大事というお話でした。

清水さんからは、
【2022年のクリエイター塾の目指すところ】
伝わる映像を作って発信できる「クリエイター」を育て、
増やしていくことで、地域経済(=日本)に新しい潮流を作る。
という目標も共有していただきました。

中でも重要なのは「伝わる映像」が作れるようになること
映像は「それを見る人が持っている時間を奪って何かを伝えるもの」です。
時間を奪って何も伝わらなかったらもったいないですよね。
しかも、つまらなかったら一瞬で「飛ばされる」「止められる」ことが簡単に起こってしまいます。
特にTikTokやYouTubeは顕著です。

映像の作り手が星の数ほどいる中で、「時間を使って」見てもらえる映像を作るのはとても大変ではあります。
でも腰を引きながら映像を作る必要はありません、と清水さん。

コミュニケーション≒触れ合い
クリエイティブ≒勇気

ものを作るためにはまず「触れ合う勇気」
小さい勇気で良いんです。
人の意見を認める勇気も必要です。

チームでの話し合いの様子

クリエイター塾ではいろんな考え方の人と触れ合う機会でもあります。
自分の意見を押し出すことも時には必要ですが、人の意見を認めることもクリエイティブには必要なことかもしれません。

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2限目はいろいろな映像を見て、意見交換をしようという時間でした。

・麒麟淡麗グリーンラベルのCM

こちらは清水さんが手掛けた映像です。
当時は予算があったので、カナダまでロケに行ったり、大勢のスタッフが動いていたそうです(すごい!)

・プレスバターサンド

こちらは清水さん、柳井さんが手掛けた映像です。
音に拘って制作され、音楽は清水さんがキーボードで弾いてるそうです(すごい!)
美味しいお菓子が出来上がる様子を、鉛筆の音や火を付ける音、卵を割る音などで盛り上げてますよねー!

・焼き鳥みよし

塾の題材で制作された映像です。
よくある焼き鳥屋さんでもどこか他のお店にはない特徴があります。
そこを際立たせた映像になりました。
何度見ても気持ちよく見られます笑

・宮崎県小林市 移住促進PRムービー “ンダモシタン小林”

方言の魅力を生かした映像です。
電通のプランナーの方が小林市出身だったそうです。知ってるからこそ思いつくアイディアがあるんですね、きっと。

・五ヶ瀬ハイランドスキー場

手島さんがナレーションを勤めている映像です。
数秒でクスッと笑えるのは記憶に残りやすいですよね。

その後、ブレイクアウトルームにて塾生同士それぞれ意見交換が行われました。
塾の和やかな様子

次に、塾の卒業生が最近見た面白い映像を共有してくださいました。

GEKIAWA THE STRONG

オーケストラの指揮者の動きに合わせて作られた動画
https://www.tiktok.com/@dyv5pfy1hyue/video/7102055025588899074?is_from_webapp=v1&item_id=7102055025588899074

【猫アニメ】猫と音楽とダンスが揃えば、毎日なんとかなるかもしれない | ナミちゃんとミーコさん

最後の映像は私が「これ面白いですよー!」と柳井さんにお伝えしたものでした笑
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、「モモウメ」を制作した会社の映像です。
(モモウメも面白いのでYouTubeで見てください!声優さんが変わる前のものが特に面白いです笑)

しゃべりとアニメーション(たまに歌)で、ほっこりさせられるので毎週の楽しみの一つです。
個人的には清水さんの反応が良かったので嬉しく思いました笑

最後に、柳井さんより映像制作の流れについてお話がありました。

【映像制作の流れ】
企画→撮影準備→撮影→編集

簡単にいうとこの流れです。
さらに人が多く関わる映像制作になると、より細かい作業が増えてきます。

【企画の始まり】
「課題」を見つけて「目的」を決める。

例えば、知られてないから名前を覚えてもらおう!
購入されないから商品の特徴を知ってもらおう!といったことです。

【企画とは?】
目的達成のために「何」を「どう」伝えるか考えること。

何を心に残すのかがとても大事です。
グループで作っていると楽しいことに目が行きがちで、目的を忘れてしまうので何度も振り返るタイミングを作りましょう!

そしてどうやって目に留めるか、どうやって心に残すかを考える。
興味を引く方法を考える=「演出」と言われる作業です。
興味深くするためのアイディアや表現が、より伝わる映像には不可欠です。
どういう演出が伝わる映像になるのかを考えてみましょう。

【企画と演出】
企画を決めて、より伝わる演出を考える、という順番で進めていきます。
柳井さんと熊本で参加の皆さんご対面

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今後のスケジュール
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9/19(月)までに1本作ってみる
9/20(火)に編集の講義を受ける
10/9(日)までにTikTok映像完成

お題は
「(自分が思う)地域の名産」
人、商品、イベント、風景などなど、それぞれが思う地域の名産を題材に映像を作ってみましょう!
まずはどんな題材を扱うかを探してみてくださいね♪

次回は9/1(木)20時〜
全員オンライン授業です!
お楽しみに!!