谷本 明夢 (2020年参加)
オンラインの受講に
不安はありませんでした
昨年の合志市クリエイター塾に「オンライン受講生」として参加しました。
子育て中のため、長時間の外出が難しかったことと、私の中で「リモートでも絶対大丈夫」という思いがあったからです。
結婚・出産後、夫の仕事の関係でアメリカに移住。
日本のプロジェクトにアメリカからオンラインで参加し、初めて「リモートワーク」というものを経験しました。
面識のない人たちとプロジェクトを立ち上げ、1度も会うことなく、無事に終えることができた経験から、オンラインでも「いける!」という手ごたえを感じたのを覚えています。
私の受講した昨年のクリエイター塾は受講生がグループにわかれていて、チームで課題に取り組むというもの。
熊本の会場に集まる塾生のみなさんとオンラインの私でありましたが、課題である映像制作に臨むとあるチームにオンラインで参加しました。
制作に必要な「企画」「演出」を学び、その後チームで考え、発表。
それに対して講師の方からレビューをもらい、またチームで考える。
もちろん、現場には意見を出し合う熱量みたいなものはあると思いますが、オンラインだからこそ見える部分、可能な事もたくさんあったと感じました。
例えば、演出の中で、現地(熊本)で撮れない素材を遠方のオンライン受講生が撮ってくるというような形で、一緒に取り組むことができましたし、フィードバックの際は意見交換もできました。
オンラインコミュニティの中でもその時々で意見が分かれたり問題が生じる事はもちろんありますし、それはオフラインであってもオンラインであっても実はそう変わりません。
オンラインでは変に構えてしまう事があると思いますが、起こる問題はほとんど一緒。
コミュニケーションに慣れるまでに多少時間を必要とするだけで、オンラインでの参加は私にとってメリットの方が大きかったように感じます。
今年の受講生の方には「現地に行けない」=「受講できない」という判断ではなく、オンラインという形で十分すぎるくらいの学びがあると思って欲しいです。
SNSの授業がきっかけで
新しいフィールドへ
昨年の授業だけでも素晴らしいゲスト講師の方々が講義をしてくださる中、私にとって特に印象的だっだのが、noteプロデューサーでブロガーの徳力基彦さんの授業です。
「SNSは自分のコピーを置いておく場所」という言葉は私のSNSの使い方に対し、フワフワとしていた部分がストンと落ちた感じがしました。
誰かと仕事をする上で、ある程度自分のパーソナリティを理解していて欲しい私にとって、Twitter、Facebook、noteといったツールによって切り取られる部分が少しずつ違っていて、どのように使い分けアウトプットしていくか。。。
そんな長年のフワフワに対して徳力さんの言葉は、私に新たな光を与えてくれたような気がしました。
それぞれのツールにはそれぞれに特徴があり面白い部分があるという事。
そんな思考を合志クリエイター塾に参加したことで、新しいフィールドに引っ張りあげてもらったと感じています。
塾長の清水さんが言われること、それに対するプロデューサー柳井さんのコメントであったり、講師のクリエイターの方々の、言葉だけではない思考プロセス全体が学びになる塾だと思います。
メモがわりに投稿した
noteの初投稿に300いいね!
SNSの授業で、講師の徳力さんの授業をオンラインで聴きながら、講義の内容をTwitterにメモ代わり投稿しました。
その「メモ」をまとめて、その日の夜に初めてnoteを投稿してみたんです。
メモをSNSで発信する
記憶はGoogleに任せる確かに最近私もTwitterを自分の頭に浮かんだことや気づいたことのメモ代わりに使ってた。
ブログとかnoteとかに書いてもいいんだな確かに。
勝手に自分でハードルあげてたなあ#SNSの教科書#クリエイター塾— Meimoon / 谷本 明夢 (@meimu172) October 18, 2020
すると、これまでに300を超える「いいね!」が付き、自分でも本当に驚きました。
事前にTwitterで投稿していたことや、「徳力さんの講義をきっかけにnoteを始めた」ということ、それが知らないうちに「企画」「PR」的要素になり、徳力さんやクリエイター塾のみなさんのアシストもあって、初めての投稿が、結果たくさんの方にみていただける記事となりました。
これまで独り言のように書いていたブログが、少しの工夫で流れに乗り、人を巻き込んでいく。。
それを目の当たりにして好調なスタートが切れたことも大きな学びでした。
これも、私がオンラインという場所から、現地の受講生とは少しだけ違う視点で塾を見ていられたからかもしれません。
小さな1歩が
大きな価値になる
良いアイデアがあっても実際に行動する人はとても少ないだろうし、とても勇気のいることです。
合志市とROBOTがつくる合志市クリエイター塾というスキームが、「今じゃないとできない」「これをきっかけに」と思わせてくれました。
卒業後も、塾生や講師のみなさんともSNSで繋がりが続いており、「何かをしたい!」という想いに賛同してくれる仲間が集まったコミュニティとなっています。
また、後押ししてくれる体制が整っていることも素晴らしいと感じますし、1歩踏み出したいと思っている人たちが発芽するきっかけになる、そんなたくさんの出会いと学びの詰まった塾であったと思います。
谷本 明夢さん
合志市クリエイター塾2020年 6期卒業生
ソーシャルコミュニケーションカルティベーター/コミュニティマネージャー
フリーランスとして様々なコミュニティ運営やプロジェクト広報・PRなどに自宅からリモートで参画。
アメリカ・テキサス州、デンマーク、熊本、名古屋とローカルなまちづくりとオンラインコミュニティ運営との両軸で活動。
2020年のクリエイター塾では、オンライン受講生として参加してくださいました。