2020.10.18:SNSで魅力を届ける→ワークショップ
『魅力を広げる方法』を、考える。
授業3日目の10月18日。
講師はnoteプロデューサーでありブロガのー徳力 基彦さんをお迎えしました。
徳力さんは元々、大手通信会社にお勤めだったにも関わらず、「若気の至り」で転職。
何をやってもうまくいかないと思う生活がしばらく続いたそうです。
さらにその頃、オンラインゲームにドはまりしていた徳力さん。ゲーム中毒寸前だったそうですが、ご結婚を機に、その時間をブログにシフトしたことで、そのブログに人生を救われたといいます。
塾生のみなさんには、徳力さんの著書『「普通」の人のためのSNSの教科書』を塾のスタート時にお配りしていました。
こちらは徳力さんから塾生のみなさんへのプレゼントです♪
とても読みやすく、何度でも読み返したくなる優しい教科書です。
https://www.amazon.co.jp/dp/4023318817?tag=tokuriki-22
私たちにとって、身近でライフスタイルの1つとなっているSNS。塾生のみなさんも、すでにブログやSNSをやっていたり、ほとんどの方がアカウントを持っていましたが、それを実際に「ビジネスに活用できているか?」は少し難しいところですよね。
アカウントは持っているんだけど、見る専だったりフォロワー数や、発信するような有益な情報を持っていないという理由で発信を躊躇している人が多いのではと思います。
ビジネスにおいて大切なのは
「情報予測」だった。
ビジネスにおいての情報で大切なのは何かというお話。
ニュースサイトだけでも4,000を超えるメディアが存在するといわれる情報時代。
ネットには無限に「情報」が散らばっています。
しかし、令和になった今もなお、仕事も教育も情報は常に「インプット重視」。
徳力さんは、過去のデータをもとに作成された情報を集めたり、分析するよりも、「未来を想像し、それをどう変えていくのかを考えること」が何より重要だといいます。
なるほど。、、、とはいっても、情報を「予測」するのってとても難しそうですが・・・
徳力さんのおすすめは、「アウトプットッファースト」で、常に「情報予測」の練習をする事。
そうする事で次第に鍛えられていくのだそう。
方法としては、まずは気負わず、「メモからはじめてみるのがオススメ」とのこと。
更にSNSと組み合わせることで、ゆくゆくは「情報発信」に繋がっていくというお話。
徳力さんも、実は過去3回程ブログに挫折したことがあるそうで、理由は「完璧な情報と文章を書かなくては」と考え、「本」や「作品」を書くように力を入れてしまったため、続かなかったとか。
(特にお仕事でメディアに携わっている人達にあるあるだそうですよ。)
他にも、「こんな事、みんな知っている情報なのでは?」など、人の目が気になってしまう事もあるかと思います。
例えば受講したセミナーや読書の際、感想をメモったり、大事な部分に線を引いたりしますよね。
それは自分であとから見直すためのものですが、実際後々見直すかはやや怪しいところ。
せっかくならそれをブログやツイッターとかのSNSに書いてみよう!というわけですね。
自分の為のメモなら誰かを気をする事もありません!
WEBにあげておけば後で振り返って見やすいですし、後々、それを見つけた誰かのためになる事だってあるんです。
本やセミナーでインプット量を増やしても、耳や目から入った情報はほんの10%しか覚えていられないのだそう。
それに対して、「アウトプットファースト」でいられた場合、他人に言ったり書いたりしたこと、経験した事は身に付き90%記憶できて忘れにくい(アウトプットすごい!)
さらに自分の為のメモに「いいね!」が1つでもつけば嬉しいことですよね。
続けていれば
出会いがある、絶対。
今回クリエイター塾ではプロレベルの映像制作をチームで学びますが、卒業後それを個人で発信するとなるとやや不安に思うこともあると思います。
徳力さんからは、最初から「作品クオリティ」を目指さなくても良くて、動画以外にも写真でもテキストでもいいので発信を継続することが何より大事。続けてさえいれば必ず出会いがあり、繋がりができると締めくくられました。
「発信できる人になる」を目指すクリエイター塾の塾生さんからも徳力さんにたくさんの質問がありましたので、
一部ご紹介☆
《 YouTubeをしてみたいという娘さんと、前向きに考えてはいるけど怖さもあるというママ(塾生)。実際に危ないことはありますか? 》
治安が悪い地域もあるにはあるし、リスクが全く無いといえば嘘になるが、インターネットをスラム街扱いしている日本の風潮を変えたい。みなさんで治安をよくしていきたいですね。インターネット教育を大人がしっかりサポートすればぜひ使ってほしいです。動画は世界と繋がれますからね。
《 アンチも歩み寄ったらファンになる?》
自分の発信でリプ同士の繋がりができて敵の敵が味方になるケースはありますが、会社の看板を背負って発信する場合は、炎上ネタや議論になるような発信は避けるべき。みんな議論が好きだからフォロワーは増えるけど、ビジネスとしてキャリアアップのためにSNSを使う場合、初めのうちは意見が2極化しやすいネタは距離をとったほうがいいですね。
《 SNS発信にあまり前向きでない会社で発信するにはどうすればいい?》
まずは公式アカウントを作って、最初から宣伝を目的としないこと。SNS上で社名や商品名で検索してみてお客さんに話しかけたり、いいね!をしたりしてコミュニケーションを取ってみよう。
お客様とは友達になる時代。お客さん側に寄った情報発信をしてみると人間としてのコミュニケーションが信頼を生むのでぜひトライしてみてください。
他にもたくさんの質問に細かく答えていただきました。
授業終了後、クリエイター塾のFacebookの投稿をシェアしてくれたり、授業の感想をSNSを使って発信してくれた生徒さんがたくさんいらっしゃいました。嬉しいです。
https://note.com/meimoon/n/n430d3b636f41
こちらは今回のクリエイター塾をオンラインで受講してくださっている谷本さんのnote。
授業を受けながらメモ代わりににツイートし(最高です)、この日の受講後にさっそく記事にまとめられていて素晴らしいです。
メモというにはクオリティ高い!
みなさんも徳力さんの著書『「普通」の人のためのSNSの教科書』を読み返すことでさらに発信欲が高まってくるのではと思います。
徳力さん、楽しいお話し本当にありがとうございました。
後半は今後のスケジュールについて説明がありつつ、映像制作と同時進行で行われるECサイトの開設、デジタル広告のターゲットの選定、今回はFacebookとインスタグラムに掲載される広告の進め方や担当についてグループで話し合う時間。
それに加えて、みなさんSNS交換や、チームを超えて情報交換が行われいて楽しそうな笑い声が聞こえていました♪
忙しくなるかと思いますが、チームで1つの作品を制作する貴重な体験、ぜひ仲良く楽しんでもらえたらと思います。
お疲れ様でした、また来月お会いしましょう~