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【卒業生, 生徒作品】Jan.31.2024 UP

塾生に聞く!クリエイター塾2023 Vol.4 ~國吉有美さん(和歌山県)

塾生に聞く!クリエイター塾2023 Vol.4 ~國吉有美さん(和歌山県)

 

塾生インタビュー第4回目は國吉有美さんをご紹介します。

國吉さんは、和歌山県紀の川市で受講されました。動画を学びはじめてから1年弱で、動画編集の仕事で生活していけるほどになった強者です。

そんな彼女がクリエイター塾に参加して学んだこと、変わったことなどをお聞きしました。

 

◆パソコン1台でできる仕事を探して

長年石垣島に住んでいた國吉さんは、地元・和歌山に引っ越したのを機に

パソコン一つでできる仕事、そしてクリエイティブな仕事をしようと一念発起。

病気を持つご家族のケアが必要なため、「どう働くか」はとても重要な課題でした。

 

そして少しずつ編集の仕事を受け始めましたが、まだ駆け出し。時間がかかる割に、報酬はお小遣い程度でした。
それでも努力の甲斐あって、1年ほどで動画編集で生活できるほどになったそうです。

絵を学んでいたその強みを活かして、たった一年でバズるアニメーション動画を作ることができるとは驚きです。

 

↑ 國吉さんが制作されたアニメーション動画をちらりとご紹介

 

◆どうしてクリエイター塾へ?

動画編集で生活できるほどまでになった國吉さんが、どうしてクリエイター塾に参加したのか尋ねました。

− その裏には、「10数年ぶりの和歌山なのに、楽しめてない!」という気づきがありました。

願った仕事ができてありがたい反面、外に出る機会がないことが寂しくもあり

クリエイター塾の、地元の魅力を発信するというコンセプトに惹かれ、動画を学ぶことを通して和歌山のおもしろさや良さを再発見したいという思いで参加を決めました。

企画や撮影ができたら仕事の幅が広がるのではという期待もありました。

では、実際にクリエイター塾で学んでみて、どうだったでしょうか?

 

◆自分を表現することのハードルが下がる

「自分の内側を表現するのは勇気がいる。そのハードルが下がった」と國吉さんは言います。

–これまで、学んでいた絵を人に見せるのは恥ずかしくて批判されると自分を否定された気持ちになっていました。
でも、フィードバックが怖くない。今の精一杯はこれ!と堂々とできる感じでした。

参加される皆さんの作品がとても自由で、自分で作っていた枠がどんどん外れていくんです。

そんな環境のおかげもあったかと思います。

また、自分の癖も見えました。

班で作品を作る際、リーダーが「できるできないでなく、やりたいかどうかで考えましょう」と声をかけてくれたことがありました。

わたしは、普段一人で仕事をしているので、「自分の手に負える範囲」で企画や構成を考えるのが癖のようになっていました。自分のそんな傾向に気がつき、殻を破ってチャレンジができました。

そんな気づきがあったり、チャレンジがあったり。アイディアを出し合ってチームで作るのっていいなと思いました。

それから、塾生の皆さんの作品を見るのがすごく勉強になったしおもしろかったです。

みなさん個性豊かですから。個性を感じる作品を観るのが楽しくて、自分の個性についても向き合うきっかけになりました。

Tiktokの映像作りで、清水さんから 「撮り方がうまい」「テロップが見やすい」とお褒めの言葉があった動画はこちら
https://vt.tiktok.com/ZSNWbSdpP/

 

◆こだわり、映像、愛

− 最初の授業で、塾長の清水さんが言った言葉がとても印象的でした。

「自分の中にある、こだわり、直感、好きなもの、好きなテンポ、構図、光、ことば、人などにこだわること。それにこだわることで、映像に愛が生まれる。愛の詰まった自分の伝え方を見つけてください」

この言葉を聞いた瞬間、「ここに参加してよかった!」と心から思いました。

How toは別の場所でも学べますが、クリエイターの根っこの部分を引き出そうとしてくれるところは他にないですから。

塾生の作品に対するコメントを聞いていても、その人が表現したいものや個性を重視してくださっているのが分かりました。

 

◆クリエイター塾に参加したことで作品に変化はありましたか?

− 編集の仕事では、アニメーション動画を多く作っています。

仕事ですので、あくまで

・クライアントさんにご満足いただける

・見た人に伝わるように仕上げる

というのは当然なのですが、塾を終えてからはそこに少し変化がありました。

自分が面白いと思う動きをつけたり、感情をのせてみたり、クニヨシ要素を入れてみるようになったんです。

例えば、自分だけに出せるテンポ感。マニュアル通りに作るだけでなく、そんな個性を加える方がおもしろくなるんですよね。

清水さんのいう、「愛のある映像」とか「変態性」を意識して、生き生きと仕事に取り組めるようになりました。

 

◆これから

− 塾で使用するからとTiktokのアカウントもせっかく作ったので、映像を投稿していきたいと思ってます。
絵を描くのも好きなので、後々は自分の絵でアニメーション動画を作ったり、仕事ではなく自分のコンテンツも増やしていこうと思います!

 

國吉さんのTiktok:https://www.tiktok.com/@uservu8wazlco6

*インタビュー後に投稿した動画も公開中!

 

 

====國吉さん、お聞かせいただきありがとうございました!