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【卒業生, 生徒作品, 講義レポート】Oct.23.2023 UP

塾生に聞く!クリエイター塾2023 Vol1〜丸山洋子さん(高知県)〜

2023年度 塾生に聞くクリエイター塾 Vol.1 丸山洋子さん

 

高知県からオンラインで参加くださっている、丸山洋子さんをご紹介します。
昨年に引き続き、2期目の参加です。

 

言葉を尽くしてあれこれご紹介する前に、まずはどうぞ彼女のつくった映像をご覧ください。

 

歩きながら笑うシーン、見ていたら一緒に笑ってしまうから不思議ではないですか?

この作品を観て、塾長の清水さんは
「人柄や楽しい雰囲気が伝わって、ここに行きたくなった」とコメントされました。

この場所のファンになってもらうこと、
この場所に来てもらうこと
が この動画の目指すものならば、最大の賛辞と言えるかもしれません。

丸山さんがこの作品を作ったのは、2022年。
映像のことはよくわからないながら撮った作品だそうです。

 

「高知が好き」が動画を撮るきっかけ

2021年に、地域おこし協力隊として高知県四万十市に移住した丸山さん。

幼い頃から大好きだった高知県での生活が始まり、

この美しい風景を大事な人と共有したい!

という思いが、映像を撮り始めたきっかけでした。

(四万十川 丸山さん提供)

(佐川町 丸山さん提供)

(柏島 丸山さん提供)

 

もともと、海外からのお客さんの誘致をしたいと考えていた丸山さんでしたが感染症の拡大により叶わず、
それならば!と町の映像を撮ったり、海外と繋いで町のオンラインツアーをしました。

自分なりに手探りでやっていたため「これでいいのか分からない」と感じていたと言います。
そんなタイミングでクリエイター塾のことを知り、応募されたとのこと。

費用も安い!というのが魅力でもあったそうです。

 

授業を受ける中でできた作品が冒頭の「歩きながら笑う」動画。

 

マレーシアもインドネシアも 

授業の課題「縦型動画」において制作した作品も、やっぱり町のことを題材に。

http://www.tiktok.com/@kakyam_jepun/video/7282391499554196737

 

高知に暮らすインドネシアの人々を撮ったものです。

「なんでインドネシア?」
とハテナが出てきませんか?

調べると、500人のインドネシアの人々が住んでいることがわかりました。

インドネシアの独立記念日に、河原でお祭りがあると聞いて、混ざって撮った作品です。

 

実はマレーシア語が堪能の丸山さん、
インドネシア語とマレーシア語は語源が同じで似ていることから
このお祭りでもなんとなくインドネシア語で話しかけていったそうです。

言葉の力、そして体当たりのパッションが作り上げた作品です。

 

(6年暮らしたマレーシアでの一枚。人もカルチャーも、マレーシアのあらゆるものが大好きだそう。丸山さん提供)

 

受講してみて

「何が正解かわからないまま作っていた動画が、どんなふうに受け取られているかを
知れたことが何よりよかった」と丸山さんは振り返ります。

Tiktokなら山場を最初に持ってくるというアドバイスや、音の臨場感をどう伝えるかなど、
自分ではわからないこともプロから学べることで、作品に活かすことができました。

「今は少し自信を持って、自分の思う作品作りができている…かな」と話してくれました。

 

2度目の受講と、それから

塾長の清水さんに自分の気づいていない部分を見出してもらったことが大きな励みになり、学び続けたいと思った丸山さん。

技術的なセオリーをしっかり学ぶというよりも、自分の視点を大切にした作品が作れるこの塾。

塾の魅力を高知の友人に伝えると一緒に参加してくれることになりました。
これから連帯して高知の魅力を発信できるかもしれません。

仕事が忙しく、参加に多少不安があったものの、受講することで映像から離れずにいられるという気持ちにもなれました。

 

 

これから、インバウンドの通訳ガイドをしたり
高知の魅力を案内したり、PR映像を撮ったりと活動の幅を広げていきたいと話してくれました。

 

好きなものを撮りたい。
好きな人たちを撮りたい。

丸山さんの作品の根底には、この揺るがない「好き」があります。

 

最近では、佐賀でマレーシアドラマを撮影するプロジェクトに
日本でのコーディネーターとして関わったりと”
“得意”と”スキ”が重なり合っていっています。

(ちなみにそのドラマ、日本ではまだ放送されていませんが16カ国で8000万回以上視聴されているそうですよ〜)

 

(ドラマ「From Saga with love」のキャストとプロジェクトチーム 丸山さん提供)