永目 佐智子 横山 聡子 (2015~2017年参加)
-合志市クリエイター塾で出会い、卒業後に町興しをサポートするNPO法人「Go up See」という会社が生まれました。今回はそのメンバーであるお二人に話を伺います-
永目さん
幼いころから映画を観るのが好きでした。
いつか映像の仕事に携わりたいと思いながらも、なかなかチャンスがありませんでした。
2015年に合志市の広報誌で「第1期生募集」の記事を見かけて、チャンスだと思いすぐに応募しました。
横山さん
私も昔から映画が大好きで、学生時代は映画研究部。
大学卒業後は映像制作の会社に就職しました。
クリエイター塾は合志市に勤める友人の勧めで応募しました。
-初回の授業で偶然席が隣になり、話をするようになったというお二人。1期生の授業は「合志をPRする」動画の制作が課題でした-
好きなことが同じだからこそ
すぐにチームのようになれました
永目さん
元々カメラを持っていた横山さんと、音楽が作れる塾生(龍水 明信さん)がいて、なんとなくこの3人で撮れるものを探そうか、ということになりました。
するとクリエイター塾の運営の方が合志のあちこちに連れて行ってくださって、企画から撮影、編集まで、お互いをサポートしながら、手探りですがそれぞれ1作品ずつ作ることができました。
横山さん
クリエイター塾を卒業してからも、3人で合志をPRする動画を撮り続けました。
世に出ていない映像も何本もあります(笑)毎回集まっては映像の話をするのが楽しみで、始めのうちはゴールを決めずにとにかく夢中で撮っていましたね。
好きなことを続けるために
見えてきた課題
永目さん
クリエイター塾で出会った仲間同士で映像を作り続けて、2年前に法人化しました。
そこからクリエイター塾を通して映像制作のお仕事をいただくようになりました。合志市のイベントPRや、記録映像などがメインで、企画や構成はこちらから提案させてもらう事もあるので、いつも楽しく作らせていただいています。
起業1年目で得た収益で撮影や編集に必要な機材はほとんど揃えることができたので、様々な撮影に備えられるようになりました。
3人とも普段はそれぞれ別の仕事をしているので、基本的には“好きなものを好きな時に撮る” というスタイル。
お仕事として依頼を受ける以上 選り好みはできませんが、なるべく企画段階からお話しさせていただいて一緒に作りあげる映像制作を目指しています。
今は特に営業をしたりはしていないので、これからの課題かなと思います。また今後はショートフィルムをゼロから作って映画祭などにも出品していきたいです。
横山さん
撮影や編集は本当に好きな事なので、楽しく続けていられます。大きな悩みはありませんが、制作実績をもっと増やしたいという課題はありますね。
依頼を受けて締め切りがあるものでないと、なかなか行動に移せない事もあるので。定期的に仕事の依頼をいただけるよう、自分たちのことを知ってもらうPRもしていけたらと思っています。
さらに今後はいろいろなジャンルの作品にチャレンジしていきたいです。オリジナルの脚本でフィクション映画を撮ったり。演者さんとの出会いもあれば嬉しいですね。
出会いから5年
合志の魅力を伝えるために
永目さん
合志市には過去4年間でたくさんの地元クリエイターが生まれているので、卒業生と一緒に作品づくりができる機会を増やしていきたいです。
運営の方々からは何かあればよく声をかけていただいていますし、これからも積極的に参加していきたいです。卒業生でクリエイター塾をPRできるようなコンテンツを作っていけたらいいですよね。
合志市に住んでいますし、合志の魅力を発信し続けられるような環境づくりにも携わっていきたいと思っています。
横山さん
合志クリエイター塾では、映像に関わることが好きな人達と出会うことができます。
今年開催された合志市のイベントでは、クリエイター塾の卒業生が集まって準備を進めました。その中の動画制作では、中学生から50代と年齢も職業も違うさまざまな人たちが参加していました。
分担して編集作業を行ったりと、1つのことに夢中になってみんなで取り組めたのがすごく楽しかったです。今後もクリエイター塾の卒業生でさらに合志を盛り上げるお手伝いをしていきたいです。
2015年クリエイター塾1期卒業生
NPO法人 Go Up See 理事長
永目 佐智子さん
2015年クリエイター塾1期卒業生
NPO法人 Go Up See
横山 聡子さん