徳田 直弘
福岡県朝倉市 徳田畳襖店四代目、
ラップにのせて、より畳を身近に。
もともと、小さいころから歌うのが好きで、音楽で食べていこうと思っていました。
家業を継ぐ気持ちはなく、畳とは全く別の仕事をしながらの音楽活動でも、なかなかオーディションに受からない日々でした。
その頃、ボーカルスクールの先生から言われたんです。
「キミ、実家 畳屋なの?」
「だったら畳の曲作ってみたら?」
試しに1曲作って披露すると意外にも反響が大きく、これまで見たことのない盛り上がり。
そこから畳のことを自分で調べるようになり、だんだん父や祖父の仕事を手伝うようになりました。
自分の好きな「歌」と「畳」で革命をおこしたい
クリエイター塾との出会いで夢が目標に
減少しつつある畳文化を見直してもらうために、
県内外のいろいろなセミナーやメディアに顔を出す中で、合志市クリエイター塾を知りました。
ROBOTの豪華なクリエイターの話が聞けることに魅力を感じて応募。
現役のプロからの教えは毎回すごく刺激的でクリエティブな思考法が鍛えられたと思います。
中でもEコマースやブランディングの講義は実際に自分たちでもやってみたことで、より身になりました。
映像制作の課題には、自作のラップをみんなに提供させてもらい、楽しく参加できました。
もちろんハイレベルな内容もありますが、僕らの反応を見ながらかみ砕いて教えてくれたので、しっかりと自分に落とし込むことができたと感じています。
技術と発信力で畳を世界へ
クリエイター塾での学びも後押しして、現在はSNSの発信やメディア出演にも積極的です。
今年はTED×Hakataにも登壇しました。
YouTuberデビューも果たしたので、より映像との関わりも強くなってきています。
やっぱり畳を広めることが目的なので、畳職人としての技術も高めるために日々まい進中です。
博多駅前で「九州畳万博」を開催するのがさらなる目標。
クリエイター塾で学んだことを活かして、がんばりたいと思っています。
2018年クリエイター塾4期卒業生
徳田 直弘さん。
普段は実家である畳屋さんのお仕事をしながら、McTatamiの名で畳屋ラッパーとしても活躍中。
吉本興業に所属するなど、畳業界の革命児として、メディアにもたびたび出演されています。
クリエイター塾には福岡県より参加されていました。